【モンテ・カルロ 市街地サーキット】
【2004 モナコグランプリ】
オーストラリアから帰国した後は仕事も多忙を極め、しばらくF1の事など考えられない日々が続いていました。ですが、そんな毎日は嫌がおうにもストレスとなって襲い掛かってきます。う〜ん…またどこかにF1を観に行きたい…まさに丁度そんな不埒な考えが頭をよぎった頃でした。いつも旅を共にしている相方が、まさにバッチリなツアーを見つけまして…(笑)。
じつはオーストラリアから戻ってすぐにインターネットで各GPのパドッククラブパスの販売状況を調べていたのですが【gpticketshop.com】さんではオーストラリアの他にはハンガリーとブラジルしか扱っていないようでした。モナコは? と言えば、扱っているようないないような…すでに売り切れといった感じで、ま、かのモナコGPのパドックエリアで観戦するなど夢のまた夢でしょう…と早々に諦めていたのです。ところが相方が見つけてきたのはモナコGPでのクルーザー観戦ツアー。パドックエリアに入れる代物でした。もうモーレツ(死語)に悩みました。インターネット上の『モナコGP観戦記』の類はほとんど読破したんじゃないでしょうか(苦笑)? パドッククラブとパドックエリアの差はもちろん理解しています。鈴鹿やオーストラリアのような快適な思いは出来ないかもしれません。確かに値段も半分以下。それでも決して安いものじゃ〜ないのですから…。とはいえクルーザー観戦のチャンスもそうあるものじゃないでしょう…ってな感じで事態は急展開する事になったのです。そうです…モナコに行っちゃう事にしたのです(笑)。(~_~;)
5月18日(火)
行くと決めたら準備は早いもので(笑)、申し込みから荷物の準備まで、ま、いつものF1セットをスーツケースに詰め込むだけですから、なんてことはありません、無事に出発の日を迎えました。
とにかくお金のかかるF1観戦。観戦代以外はとにかく節約第一です(苦笑)。当然今回も成田空港までは重いスーツケースを押して電車を乗り継ぎです。これから『優雅! 豪華リゾート!』などと騒がれているモンテカルロに向かうにしては相当にセコイ感じですね(苦笑)。ちなみにJR日暮里駅〜京成(もちろんスカイライナーには乗りません)利用です。ちなみに今回の為替状況は1ユーロ=142円ほど。ちょっと高めです。この辺りも節約に拍車をかけた要因ですね(苦笑)。
さて、今回利用するのはルフトハンザ航空。言わずと知れたドイツの航空会社。日本〜ドイツのフランクフルトを経由してニースまでのフライトです。初めて乗ったのですが、JAL以外では一番気に入りました。ミハエル好きのくせして、これまでドイツに全く触れてこなかったので、今回は、少しだけですが、初めてのドイツ上陸も果たせるという事で、ちょっと特した気分です(笑)。
そうして初上陸したフランクフルトですが、乗り継ぎのために通った通路に入ると、なんと、無機質な電子音によるBGMが流れ、それに合わせて淡い照明が通路を照らしています。時折、ボコーダー風の音も流れたりして、まさにテクノ発祥の地という雰囲気です(テクノも好きなもので。YMO全盛期が青春ですから…笑)。
そしてドイツといえばビール! ってなわけで、もちろん飲みましたよ(笑)。ところがメニューはドイツ語で、いったい何と読めばいいのか判りません。ほとんどの日本人は読みやすい『Beck's』のピルスナーを注文しています。でもBeck'sならば日本でも飲めます。ここはやはり頑張りたい! ってなわけですぐ横のカウンターでドイツの方らしき男性が飲んでいらしたBeck'sの倍はあろうかという大きさのグラスのビールを指さして執念の「プリーズ・ザット・ビアー」…こんなんで通じるんでしょうか? と思いきやすかさず「ヴァイツェン?」との返答…あ、そうだそうだ聞いた事あります、その言葉(苦笑)。もちろん速攻「イエス・プリーズ!」バッチリでした。V(^0^)で、お味の方はといいますと、なんだか懐かしい味とでもいいましょうか…濃厚なコクと苦味…昔のビールはこうだったよな〜と思い出すような味で美味かったです。満足。
ほろ酔い気分で更に1時間半ほど飛行機に乗って、ようやくニースに到着。ホテルに向かうバスの車窓から見えるのは噂通りの紺碧の海岸線。「おいおいホントに来ちゃったよコートダジュールに…」ってな気分満開です。
今回泊まったのはメルキュール・サントル・ノートル・ダム<MERCURE CENTRE NOTRE DAME>。もちろんまず始めに考えたのはモナコ宿泊でしたが、この時期、まず個人で予約できる空室なんて無いし、旅行社に相談しても、費用はもういわゆる“宿泊代”なんていうレベルではないわけで…(苦笑)。そこで、ま、ご多分に漏れずニース宿泊を選んだのですが、通常は「せっかくニースへ行くわけだから紺碧の海岸沿いで…」といった感じでホテルを選ぶのでしょうが、今回の目的はあくまでF1。モナコへ通うために、駅に近いホテルが何よりだと考え、旅行社の方と色々と相談した結果、このホテルを教えて頂いたというわけです。
到着してみた第一印象はというと…ニース=コート・ダ・ジュール=高級リゾート! ってなイメージとはほど遠いもので、田舎のちょっと賑やかな町、その中のちょっと古びたホテルという印象。ちょっと拍子抜けでした(笑)。でもこのホテル、いわゆるネグレスコなどの有名ホテルを除けば、かなり高ランクのホテルとされているんですけどね…??? 
チェックインを済ませた後はすぐに駅までの道順をチェック。徒歩5,6分くらいですか…ま、この辺はバッチリ計画通りでした。ホテルへの帰り道、とりあえずまだ右も左も分からない状態なので、お約束の(苦笑)マクドナルドで夕食をテイクアウト(英語だと「Take away」みたいです)して、夕食を済ませた後は明日からに備えて早めに就寝することにしました…。 (-_-)zzz さぁ明日はいよいよモナコだ!
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