初のF-1生観戦。世代的にはスーパーカーブーム体験者であるし、漫画『赤いペガサス』なんかも大好きな子供時代を過ごした。でも80年代に入るとすっかり興味を失ってしまって、いわゆるセナ・プロ時代には全く興味が無いという、F1ファンの方々から見たら相当な不届き者かと思われます(苦笑)。
ところが嫁共々、なぜかこの前年、偶然テレビで観たシューマッハに一目惚れ。その後、毎回かかさずにテレビを見続け、根っから旅好き夫婦であるので(笑)、当然の成り行きでついにこの年、鈴鹿へ足を運ぶこととなったのです。
当時は右も左も分からないことだらけの観戦でした。雨が降ったら困るという理由だけで屋根付きの席に決めて、テレビで放送されたチケット発売日に電話とインターネットの両方からアクセスを試みる。が、電話は1時間ほどたっても一度も繋がることはなく、当時はまだ珍しかったのか? インターネットで希望のチケットを取ることができたのです。でも、入場券を含めて60,000円! 3日間の通し券ですが、この値段には本当に驚きました。
何しろ日頃から不規則な生活を送っている人間。ところがF-1は朝早い。おまけにサーキット近くの宿は全て一杯で、どうにか予約できたのが
名古屋 栄のワシントンホテル。そこから毎日鈴鹿へ通うという状況でした。