02年F-1日本グランプリ観戦後、帰京の途中で立ち寄った。
新幹線を三島で降り、伊豆箱根鉄道に乗り換えて伊豆長岡へ。車を使わずに温泉宿へ向かうのは初めての経験。在来線の駅と列車は、なんとなくサスペンスドラマの雰囲気(笑)。
伊豆長岡駅にはキオスクと小さな土産物屋。駅前にも数軒の土産物屋あり。駅からはタクシーで5分ほどだが、今回はバスに乗った。
最寄の停留所で降り、宿の案内板に従って宿へ。道順はとても分かりやすい。
今回は1泊=30,000円ほどの部屋を予約。部屋は広さ、清潔感など、文句なし。メインの部屋の他に次の間一つ、茶室風の小部屋一つ。浴衣類は赤い布の上にきちんと並べられている(写真ではテレビ斜め前あたり)。ウォシュレット付きトイレには匂い袋などもあり、細かな心使いを感じる。
大浴場へは屋外の通路を経る。時間によって男女入れ替えあり。一方(手前側)はこじんまりとしているが、もう一方は広い。どちらも内湯の他に露天風呂あり。脱衣場には扇風機、灰皿もある。禁煙を謳う場所の多い昨今、館内の所々に灰皿完備。喫煙者に優しい。中庭を眺めながらの一服は最高。
料理は部屋にて京風会席。一品づつ運ばれる。苦手な鴨肉もあったが、味、見た目共に文句なし。うまい。朝食は干物を中心とした和朝食。これがさらに美味い。大満足。
それなりに料金を払っているのだから当たり前…という声も聞こえてきそうだが、相応の満足度は得られる。おすすめ。