近江町市場商店街振興組合
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巷ではホジョレーヌーボー解禁! というニュースが連日テレビで流れる中、北陸では今年もズワイガニが解禁! というわけで、2年ぶりに金沢へ行ってきました。

今回も経路は上野から新幹線“Maxとき”で越後湯沢へ。そこからは北陸本線に乗り換えです。まだ11月なのに、すでに越後湯沢の駅はうっすらと雪景色で、少し肌寒かったです。

今回の旅の目的は、北陸で冬のウマいものを食べる事。まず最初のお目当ては越後湯沢駅の駅弁、“いくらたらこめし”です。ネットで駅弁を調べてみたところ、こちらのサイトで紹介されていたものです。
さすがは新潟! ってとこでしょうか、ご飯がほんのりと甘くてウマいのです。たらこはあまり印象に残らない感じでしたが、いくらも美味しいし、しいたけの方も甘さもほどよくウマい。見た目はちょっと地味ですが、ぜひ、オススメしたい駅弁です。

越後湯沢から北陸本線“はくたか号”に乗り換えて、一路、金沢を目指します。2時間半ほどの旅です。途中、黒部を過ぎる頃になると、車窓にはアルプス(?)でしょうか? どこまでも続く雪山が見え、また反対側には日本海が広がる最高のロケーション。時間があっという間に過ぎるような気がしました。
金沢到着。今回の宿泊はホテル日航金沢。前回のAPAホテルとは駅を挟んで反対側にありました。駅からは地下道を抜けて行く事ができます。
ところがまずは駅を出てビックリ。なんと、写真のような巨大なドームがお目見えです。そういえば前回来た時に工事をしていたのを思い出しました。説明書きを読んでみると“もてなしドーム”というのが、正しい名称なようです。駅の出口の正面には、夜になるとライトアップされる大きなエスカレーター。それを下るとだだっ広い地下広場に出て、ここを抜けて駅前のホテルへと行く事が出来るようになっていました。ですがエスカレーターを降りた辺りにはほとんど何もなく、ちょっと無駄なスペースだなぁ・・・と思ったのも事実です(笑)。
到着したのはちょうど昼前。チェックインまで少し時間があったので、とりあえずホテルに荷物を預けて、何はともあれ今回も近江町市場へ。入り口には大きく「かに解禁!」の文字。いよいよです。
まずは市場の中にある近江町食堂へ。前回はここで“かます”の焼き魚定食を食べたのですが、それがもう美味しくて美味しくて。というわけで今回もまずはここで焼き魚を! と思ったのです。

ちょうど昼時だったせいもあって、店は大混雑。10分ほど待たされて席につきました。今回注文したのは、さんまの定食。前回は気づかなかったのですが、ここには日替わり定食(710円)というものがあったらしく、今回はそれを注文してみました。さんまは非常に厚みがあって、東京で食べられるものとは全く違いました。ウマい! 刺身のマグロもウマい! おまけに小鉢のかぼちゃの煮物までウマい(笑)! という、710円にしては大満足の定食でした。
駅弁と定食で、すでに腹いっぱい。普段から1日2食派なので、夜は酒でも飲めればいいか・・・そんな気分でした。どこか良い店でもないものか・・・と、思うところですが、わざわざ金沢まで来たのです。やはり最大の目的は甲箱がにを食べること。ところが昼食時に、早速、食堂で一杯いただいてみたのですが、1,500円ほどするのに肝心の内子はショボショボで期待はずれでした。
というわけで、やはり目指すは、前回、甲箱がにの美味しさを教えてくれた市場内の「みやむら」さん。以前、ここで甲箱がにの美味しさを教えてもらった事を伝えると、今回も威勢のいいお兄さんが美味そうなところを2杯選んでくれました。1杯=1,500円! 店で食べるのと同じ値段ですが、内容は雲低の差なんですよ。

お次はもうひとつの楽しみ=甘えび。こちらも前回行った市場内のお店で購入。気さくなオバちゃんの店です。甘えびは、20匹=1,000円。おまけに今回は、オスのズワイガニの頭付き(笑)! 足は試食で提供してしまったんでしょうね・・・。
ところがこの頭、開けてみてビックリ。溢れんばかりに味噌がつまっていて、その味噌の味たるやぁ〜!!!! 思い出すとヨダレが出ます。都会で食べる味噌とは全く違う濃厚な味。これぞ、かに味噌なんでしょうね。いやはや、驚きました。

というわけでカニと甘えびを持ってホテルに帰還。そうです。店には行かないのです(笑)。酒もしっかり調達してきたので、今夜はホテルで一杯なのです。甘えびは青々とした卵も美しく、味も、そりゃもう甘くて甘くて・・・。これが1匹=50円ですよ。ヘタな店でたいして美味くもないものに高いお金を払う必要は無いと思いますね。
もちろんメインディッシュは甲箱がに。こちらはハサミ1本あれば、後は手で簡単に裁けます。ちなみに詳しい裁き方はこちら(和食 勝一さんHPより)を参照して下さい。ただし、かなり手が痒くなりますけど・・・(笑)。
で、お味の方は・・・というと、そりゃ〜マズイわけないじゃ〜ないですか! 内子も大きくてしっかりとしていて、そうそう、コレコレ、コレを食べたくて金沢まで来たんだよぉ〜という実感がこみ上げてきました。20pほどの小ぶりなサイズですが、足にはしっかりと身も詰まっていて、十分に腹いっぱい! 満足!
翌朝は、なんとまぁお恥ずかしい話なのですが、目が覚めると身体がダルく。朝食を食べた後も、そのダルさが抜けないまま。仕方なくホテルで教えてもらった病院に駆け込んだ所、まさかの発熱=38度越え。なんでまた金沢で!? そうです、こんな所で寝ているわけにはいかない・・・というわけで、とにかく熱覚ましを処方してもらって、さすがに歩き回るのが辛かったので、周遊バスの一日乗車券=500円をゲットして(JTBさんの特典でした)、再び市場へと向かいました。

もちろん目当ては海鮮丼。発熱してても食い気は旺盛ですよ〜(笑)。
ってなわけで、何軒か店を見て回ったのですが、やはり今回は近江朝食堂がお気にいり・・・ってな感じで、海鮮丼=1,500円を食べました。具材は写真の通り。たしかに、丼からはみ出すほど大盛りのものを出す店も他にありますが、こちらも地味ながら、なかなかの美味でしたよ。
店を出た後は、これまた市場の某出口にある今川焼=70円をデザートに。これが意外と美味しいんです。身体、あったまるし・・・。ε-(*´ω`*) ホッ
さすがにその夜はイマイチ元気がなく、大人しく早目の就寝としましたが、明けて翌日は、あっという間に帰京の日です。やはり最後は、もう一度、甲箱がにで〆たいところ。ホテルのチェックアウトは午後だったので、朝食後、再び市場へ向かいました。
もちろん向かうは「みやむら」さんです。しかしこの日はあいにくの日曜。市場のほとんどの店が休みです。ところが、ラッキーな事に「みやむら」さんは営業中。シメシメとばかりに立ち寄ると、店の人が顔を覚えてくれていたようで声をかけてくれました。すかさず甲箱がにを注文。帰りの列車の中で食べたいと伝えると、なんと、その場で食べやすいように調理をしてくれて、パック詰めしてくれたのです。これには感激。素晴らしいサービスでした。

大満足で市場を後にした後はホテルに戻り、荷物をまとめてチェックアウト。帰京の途につきました。体調を崩すという思わぬアクシデントもありましたが、甲箱がに、甘えび、海鮮丼に焼き魚・・・食べたいと思っていたものはほとんど食べることができ、今回も大満足の旅でした。お・し・ま・い・・・v(^o^")v
【宿泊日】 05年11月
【宿泊日数】 2泊
【部屋】 ツイン
【モバイル環境】 Docomo、Vodafone、Willcom可
【おすすめ度】 ★★★★
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