駅弁と定食で、すでに腹いっぱい。普段から1日2食派なので、夜は酒でも飲めればいいか・・・そんな気分でした。どこか良い店でもないものか・・・と、思うところですが、わざわざ金沢まで来たのです。やはり最大の目的は甲箱がにを食べること。ところが昼食時に、早速、食堂で一杯いただいてみたのですが、1,500円ほどするのに肝心の内子はショボショボで期待はずれでした。
というわけで、やはり目指すは、前回、甲箱がにの美味しさを教えてくれた市場内の
「みやむら」さん。以前、ここで甲箱がにの美味しさを教えてもらった事を伝えると、今回も威勢のいいお兄さんが美味そうなところを2杯選んでくれました。1杯=1,500円! 店で食べるのと同じ値段ですが、内容は雲低の差なんですよ。
お次はもうひとつの楽しみ=甘えび。こちらも前回行った市場内のお店で購入。気さくなオバちゃんの店です。甘えびは、20匹=1,000円。おまけに今回は、オスのズワイガニの頭付き(笑)! 足は試食で提供してしまったんでしょうね・・・。
ところがこの頭、開けてみてビックリ。溢れんばかりに味噌がつまっていて、その味噌の味たるやぁ〜!!!! 思い出すとヨダレが出ます。都会で食べる味噌とは全く違う濃厚な味。これぞ、かに味噌なんでしょうね。いやはや、驚きました。
というわけでカニと甘えびを持ってホテルに帰還。そうです。店には行かないのです(笑)。酒もしっかり調達してきたので、今夜はホテルで一杯なのです。甘えびは青々とした卵も美しく、味も、そりゃもう甘くて甘くて・・・。これが1匹=50円ですよ。ヘタな店でたいして美味くもないものに高いお金を払う必要は無いと思いますね。
もちろんメインディッシュは甲箱がに。こちらはハサミ1本あれば、後は手で簡単に裁けます。ちなみに詳しい裁き方は
こちら(和食 勝一さんHPより)を参照して下さい。ただし、かなり手が痒くなりますけど・・・(笑)。
で、お味の方は・・・というと、そりゃ〜マズイわけないじゃ〜ないですか! 内子も大きくてしっかりとしていて、そうそう、コレコレ、コレを食べたくて金沢まで来たんだよぉ〜という実感がこみ上げてきました。20pほどの小ぶりなサイズですが、足にはしっかりと身も詰まっていて、十分に腹いっぱい! 満足!